2015年3月4日水曜日

こころいき

最近、よく本を読みます。よしもとばななさんの小説が多いです。登場人物の仕事に対する姿勢かっこいいです。ちょっとご紹介。
常連さんだけがカウンターでお店の人と話し込んでいるお店が私は苦手なのだ、常連さんはいても、他の人も居心地がいいお店にしたい(『もしもし下北沢』より)
お店の中でものを食べているときは決して掃除を始めないというのが、私たちの体にしみついた教えだ。(『ジュージュー』より)
本の取り置きを頼んでいたそのおばあちゃんに、宮坂さんは言葉少なく、でもていねいに接していた。たとえばおばあちゃんに本を手渡しながらもう次のことをするために別のところを見たりしていない。早く払ってと言わんばかりにレジに向かったりしない。(『ジュージュー』より)
こういうさっぱりとした心意気好きです。肩ひじ張っていないのにしっかり芯がある感じ。まじめだねって言われても、こういう気持ち大切にして仕事はしたいですね。そういう場所にはきっと人が集まると思います。

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